なぜ投資をする必要があるのか?

日本人の約8割の人は、まだ投資を始めていないと言われています。

金融リテラシーが低い日本人にとって、投資を始めることにハードルが高く感じる人も多いでしょう。

そもそも、なぜ投資をする必要があるのか?

今回は、なかなか投資に踏み切れない方に、投資を始める必要性について解説していきます。

日本人の金融知識について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

1.そもそも投資って何?

投資とかって、なんだか難しそうで・・・と感じている方の中には、「そもそも投資って、どういうことなの?」と疑問を持っている方もいるでしょう。

投資とは、簡単に言うと、「お金に働いてもらう」ということ。

今までは、労働しかしてこなかった人でも、投資を始めれば「資本家側」と、なります。

  • 株を買う
  • 不動産を買うなど

投資には、運用リスクがありますが、ただ眠らせておくだけの預貯金とは違い、お金を動かしながら増やすことが可能です。

2.理想的なお金の流れとは?

お金が貯まらない人の特徴には、次のようなものがあります。

  • 収入源が一つのみ
  • 浪費が多い
  • 投資をしていない

収入が入っても、税金や消費、浪費などで、お金がどんどん外へと出ていく構造となっています。

お金を増やすためには、まず浪費を減らし、少額から投資をする必要があります。

浪費の減らし方から貯金をするコツまで書かれた、こちら記事が参考になります。

理想的なお金の流れとは、収入源を複数持ち、浪費をせき止め、投資にどんどんお金を回していくことです。

投資によって得た利益によって、新たな収入源を育てることができます。

3.投資をした方が良い理由

①給料よりも支出が増えるスピードの方が早い

次の民間平均給与の推移をご覧ください。

引用元:厚生労働省HP

1990年代のバブル期をピークにして、その後平均給与は下がる一方です。

収入は減っていくばかりなのに、社会保険料はどんどん上がり続けているのが現状です。

②ほぼ確実に年金が減る

様々なメディアで報道されている通り、将来受け取れる年金というのは、ほぼ確実に減ります

老後2000万円問題というのも話題に上がりましたが、年金だけでは老後の生活は難しいでしょう。

より詳しく知りたい方は、こちらの記事が参考になります。

③インフレのリスク

  • インフレ・・・物の価値が下がる→お金の価値が上がる
  • デフレ・・・物の価値が上がる→お金の価値が下がる

簡単に言うと、1つ80円で購入できた商品でも、インフレ後は1つ100円になってしまうということ。

つまり、100万円の預貯金があり残高の数字は確かに100万円だとしても、インフレ期においては実際の価値が下がっているということです。

日本では10年以上デフレ傾向がありましたが、ここ最近では、ややインフレ傾向があるので、注意して見ておくことが必要です。

4.まとめ

投資の必要性について解説してきました。

【投資が必要な理由】

  • 給料よりも支出の方が増えていくから
  • 受け取れる年金が減るから
  • インフレのリスクがあるから

税金や消費、浪費によって、入るお金よりも出ていくお金の方が多ければ、お金は貯まりません。

社会保険料は年々上がり続け、将来受け取れる年金も減っていくようでは、老後資金を自分で作る他ないでしょう。

なぜ投資をする必要があるのかを理解し、お金の勉強をしながら、投資の第一歩を踏み出してみましょう。