家電を3割安く買うコツ5選
一般家庭の家計支出は月に約30万円と言われており、1年間で360万円、50年間で1.8億円使うことになります。
もし、たった5%を値切ったりクーポン券を使って節約し、そこから生まれたお金を優良ファンドに投資したらどうなると思いますか?
なんと、それだけで約4000万円の資産を作れる可能性があるのです。
蓄財するには、いくら貯めていくら投資に回せるかが大切です。
今回は、家計支出を確実にカットするノウハウの一つとして、家電を安く買うコツを5つご紹介していきます。
家電は、毎日買うものではありませんが、数年に一度は買い替えのタイミングが来て、まとまったお金が財布から出ていくことになります。
無駄な支出を減らし、家計の負担を少しでも抑えるためにも、ぜひ参考にしてみてください。
目次
1.お金持ちは買い物上手
長くお金持ちで居続けられる人は、「稼ぐ」のが得意だったり「資産運用」が得意だったりするだけでなく、「買う」のも得意です。
「お金があるからポンポンと出してしまう」といったことがないので、どんどん資産が増えていくのです。
本当のお金持ちは、家や車、保険や教育、服、家電など、様々なところで賢い買い方をします。
しかし、お金持ちになれない人は、様々なところで残念な買い物をしてしまうのです。
これからご紹介する家電を安く買うコツは、「たかが家電の話」とあなどらず、ぜひマスターして他の買い物にも生かせるようになりましょう。
賢く買える物を増やすことによって、この先の未来は必ず明るくなりますよ。
2.家電を安く買うコツ5選
家計を圧迫しがちな買い物では、次のようなものがあります。
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- エアコン
壊れたらすぐ買い替えるしかない必需品ばかりですよね。
タイミング次第では、10万円で買えるものを20万円で買ってしまう人も多いですが、これは絶対にダメです。
なぜなら、家電は1年や2年では、そこまで性能は変わらないからです。
タイミングさえ間違えなければ、生活の満足度を下げずに、支出を下げることができます。
これからご紹介する5つのコツを知っておけば、誰でも今日から家電を今より3割安く買うことができるようになります。
①型落ちした商品を買う
型落ちした商品とは、新しいモデルが発売されたことによって旧モデルとなってしまったものを言います。
各家電メーカーは、毎年のように新商品を発売しており、型落ち商品は価格が安くなるという特徴があります。
家電を買う際に、「安心」「見栄」「最新」というキーワードにとらわれすぎると、お金が掛かります。
有名メーカーの炊飯器を例に、どれくらい価格の差があるのかを見てみましょう。
【象印 炎舞炊きの場合】
- 2020年モデル(象印炎舞炊きNW-PS10):45,074円
- 2021年モデル(象印炎舞炊きNW-PT10):86,900円
引用元:価格.com
このように2倍近い価格差があるものの、スペックの違いは、しゃもじとプッシュボタンに抗菌加工が施されたのみという微妙な使用変更。
最新モデルだからといって、前のモデルから大幅な機能改善がされているとは限りません。
「最新機能にこだわりがない」「できるだけ安く家電を買いたい」という方は、型落ち商品を買うことで、支出をグッと減らすことができます。
②展示処分品を買う
展示処分品とは、お店の中で見本品として飾られていた商品で、箱がない状態で販売されている商品です。
展示処分品は、店側が「早く売ってしまいたい」と思っているため、安く売っているのです。
店側としては、箱から出された状態のため倉庫での保管が難しく、商品棚を圧迫している商品は、売り切るか廃棄するかを選ぶ必要があります。
廃棄するにもお金が掛かるので、できれば売り切ってしまいたいですよね。
しかし、展示処分品は色んな人に触れた商品のため、あえて買いたい人は少なく、なかなか売れない存在になりがちです。
だからこそ展示処分品は、売れるまでひたすらに価格を下げるので、未開封品に比べて非常に安くなっていることがあります。
次のような人に、展示処分品がオススメです。
- 展示処分品でも気にならない
- 箱や説明書を必要としていない
注意点としては、付属品が付いていない場合があることや、多少の傷や汚れがある商品もあるので、買う前にしっかりと状態を確認し納得した上で買うようにしましょう。
③ポイント還元率が低い商品を買う
家電量販店で商品を買うと、そのお店で使えるポイントをもらうことができます。
「それならポイント還元率が高い方が良いんじゃないの?」と思われた方もいるはずですよね。
なぜ、あえてポイント還元率が低い商品を狙うかというと、『ポイント還元率が低い=これ以上値下げできない商品』だからです。
発売したばかりの商品は、店側の利益や付与できるポイントがたくさんあります。
ですが、値下げを繰り返していくたびに、店側の利益と共に付与できるポイントの幅も小さくなります。
最終値下げの時には、付与できるポイントはわずかとなるので、ポイント還元率が低い商品というのは、限界まで値下げされた商品ということです。
ポイント還元率のカラクリを知っておくことで、ギリギリまで値下げされた商品を賢く買うことができます。
ポイント還元率が高い商品は、まだ値下げの余地があるということ。
家電量販店に行った時には、ポイント還元率に注目してみてくださいね。
④決算セールで買う
決算セールでは、ほとんどの家電量販店で、大きな値引きが行われます。
ここで気になるのが、家電量販店の決算月。
決算セールは、中間決算月や本決算月の、前の月の下旬から始まることが多く、2月、3月、8月、9月あたりのところが多いです。
家電を買いたいタイミングが決算月に近いのであれば、決算セールまで待つことによって、安く買うことができます。
決算セールでは、型落ち商品や展示処分品を中心に、大幅な値引きがされます。
時期が限られてしまいますが、かなりお得に家電を買えるチャンスなので、利用することがオススメです。
⑤価格を比較してから買う
ここまでご紹介した方法を使えば、家電を安く見つけて買うことができますが、最後にもう一つ必ずやってほしいのが、ネット上で価格の比較をすることです。
「家電量販店で安く買うコツの話じゃないの?」と思われた方もいるかもしれませんが、ここで言いたいのは「商品の相場を知ろう」ということです。
店頭で見つけた10万円の商品が値引きされて7万円で売られていたとします。
一見お得に見えますが、ネット上で半額の5万円で売られていたらどうでしょうか?
だとすると、その商品を7万円で買うのは割高ということになります。
そうならないためにも、商品の相場価格を調べてから判断することが大切です。
価格.comや最安値.comなど、ネット上で価格を比較する場合に使いやすいので活用してみてください。
ネット上の価格と店頭価格を比較した結果、安かった方で商品を買いましょう。
3.まとめ
家電を安く買うコツについて解説してきました。
【家電を安く買う5つのコツ】
- 型落ち商品を買う
- 展示処分品を買う
- ポイント還元率が低い商品を買う
- 決算セールで買う
- 価格を比較してから買う
目の前の価格だけで判断するのではなく、相場価格とも比較をしてから、商品を買うか検討しましょう。
相場を知ることは、損をせずにお得に暮らすための第一歩です。
ここでご紹介したコツを上手く使えるようになれば、家電に限らず様々なものでも賢い買い物ができるようになるので、ぜひマスターしてくださいね。